2017年05月

当初、勝手口の設置を予定していた我が家。

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キッチンから容易に外に出れる設計です。

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勝手口って便利ですよね。
買い物の荷物をすぐにキッチンに運べたり、ゴミを外に持って行くのも容易。

しかし、現在見積もりは予算をオーバー気味。

そこで、果たして勝手口は本当に必要か、再度検討することにしました。






勝手口のメリット


まず、勝手口のメリットを整理してみました。

●スーパーから買ってきた食材をすぐにキッチンに運べる(鍵付の場合)

●キッチンのゴミ等をすぐに外に出せる

●キッチンが明るくなる(採光付の場合)

●通気性が良い(通風機能付の場合)


やはり、容易に外に出入りできることのメリットが大きいですね。
我が家の間取りでは、キッチンが最も玄関から遠いため、ゴミだし等では重宝しそうです。
ただ、キッチンが明るくなるであったり、通気性が良いというのは、窓でも代用できるメリットかと思います。










勝手口のデメリット


今度は勝手口のデメリットを整理してみます。

●鍵の閉め忘れ等で防犯上のリスクがある

●室外の温度を通してしまう
(断熱の欠損)

●コストがかかる

●デザイン上垢抜けない(人による)


よく見かけるデメリットとしては、防犯上のリスクですね。
鍵の閉め忘れが発生したり、玄関ドアに比べれば、防犯上優れない、というもの。
ただ、これらのリスクは掃き出し窓にも共通する部分かもしれません。

コスト増になるというのは、確かな点です。
勝手口を削ることで、勝手口単体の値段はさることながら、勝手口の外に用意されるモルタル部分の費用を削減することができます。
我が家で試算したところ、勝手口を窓にすることで10数万円の減額が可能ということでした。

デザイン上のデメリットは、人の好みによるところなので、何ともいえません。
ただ、勝手口があると、外見がシンプルではなくなるのは確か。
私は勝手口をダサく感じてしまうので、デメリットに入れております。










どうするか


我が家の場合、勝手口は不採用になりました。
メリット部分が窓でも代用できること、費用減になるということが主な理由です。
今のアパートには勝手口がなく、私も嫁実家も勝手口がないので、不便に感じることはないかなと思っております。

皆様も、予算オーバー気味の場合、勝手口を削減も検討されてみてはいかがでしょうか。

終わり。


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新しい家の模型が完成しました。

地鎮祭のときに一緒に届けてくれたのです。

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こんな感じの仕上がりになっております。

素晴らしい完成度。

まさにイメージ通りで凄く嬉しいです。

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室内も完璧。






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リビングの吹き抜けも。









この模型ですが、実際の太陽の下に持って行って、光の入り方を確認するようです。


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16畳のリビング。









終わり。

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玄関ドアをどうするか。

今のドアは進化が凄いですよね。
色やデザイン、機能が多様化しています。
余りの種類の多さに、ついつい迷ってしまいます。

ということで、我が家のドアについて書きます。












ポケットキーに牽かれる


ポケットKeyとは、その名の通り、ポケットに鍵を入れたまま、ボタン一つで鍵の開け閉めが可能なドアの機能です。

荷物を持ってたり、子供を抱っこしたりしたままだと、鍵の開け閉めに苦労しますよね。
一度、荷物を下ろして、鍵を開けるなんてことも。

さらに、カバンの鍵を探したりするのは、手間。

ということで、このポケットKeyに牽かれたのです。

特に、我が家は子供が2人いるので、ドアの開け閉めにはいつも苦労しています。

魅力を感じずにはおられません。



さっそく、カタログを見ると、YKKapの「ヴェナート」という商品にはこのポケットキーの設定が。

この商品に絞って検討することに。




差額は10万円


ポケットキーにすると、だいたい値段は手動の鍵タイプから10万アップ…。

良い値段します。


そこで、ヒロセ設計に相談すると、差額は約5掛けで良いと言うことでした。

つまり、10万×0.5=5万

差額5万円です。







差額の価値は?


家を建ててから、何回鍵を開け閉めするのでしょう。

毎日、一回外出するとして、ローン返済後まで

365日×2回(開け閉め)×35年=25,550回

35年間の間に25,550回鍵を開閉するようです。

実際、専業主婦の嫁も良く外出しますので、もっと開閉するでしょう。





差額5万だとすると、一回開け閉めボタンを押すごとに2円です。

逆に言うと、カバンから鍵を探す手間を2円払って省略しています。

どうでしょう?



我が家の場合、2円は「安い!」となりました。

で、つけることに。












デザイン


機能の他に気になるのはデザイン。

めちゃくちゃ種類があるので、困ってしまいます。

そこで、利用したのがYKKapのドアのシミュレーション。

インターネットで簡単にシミュレーションできます。

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こんな感じで。

だいたいのイメージをつかむことができます。

とても便利です。



ここで、我が家はプレーンタイプのマキアートパイン色のドアに決めました。

決め手は価格。

プレーンタイプは安価なのです。

ポケットキーとの差額はここで吸収します。











ということで、我が家のドアの話でした。

ドアを選ぶだけでも大変です。

終わり。


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